地震雲の説明及び事例

 地震 雲は、多くの 種類が観測され報告されています。観測される地方によっても形に、ある傾向生があり、又、発生する位置も統計的には一定でもあるようです。
 地震雲には本雲と呼ばれる基本形が2つあります。それは震源地の関係から

@ 放射型帯状雲


震源茨城震源飛島

震源伊豆
                                                 宇都宮市吉澤様撮影

A 波紋 型帯状雲

震源栃木

震源伊豆

震源北海道

の2種類があります。基本的に 有名なのが帯状の雲ですが震源地から直線的なのが@の雲になります。又、震源地から同心状に波紋の形がAの雲になります。
@は、雲の直線方向が震源地(直線方向と言っても左右ありますからノウハウが必要です)。
Aは、雲の垂直方向が震源地(垂直方向と言っても前後ありますからノウハウが必要です)。
問題は、その方向を見て取る観測の熟練が大切になってきます。


 以上が震源地を推測できる雲ですが、以下は、発震の時期を推測できる雲で す。

@ 異様な夕焼け(前日)・朝焼け(当日) 
村上 中島
        柏崎市 村山様撮影
中島   
A 虫食い状の太陽(以下は直 前何時間)
虫食い太陽
B 灰色の雲が出る
灰色
C 低くゆっくり流れる入道雲 のような雲の塊(××の無い入道雲)
入道雲 入道雲2 

  

観測事例


新聞

   関東でも25日に写真に撮りきれないほどの規模で出現した。

サハリン

    波紋型帯状雲から震源地に向かって雲を吹き出しているように見えた。又、雲の崩れから遠方と
 思えたため、震源地を北海道日本海側と推測した。図面の通り雲の垂直方向が震源地だった。
 
報告1
報告2



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